経済

「広告批評」の橋本治が相変わらず素晴らしい件について

酔っ払った頭で書くラブレターほど、朝起きて恥ずかしいものはない。 だから酔っ払っている頭のうちに、書ききってしまうのだ。 私が唯一と言っていい定期購読雑誌、それが「広告批評」。 冒頭に掲載されている橋本治の「ああでもなくこうでもなく」という連…

はじめてのドラッガー

「何はともあれドラッガーは読んどけ」という、尊敬する人からのお達しにより、今ごろなのですがP・F・ドラッガーの本を読んでいます。 いま読んでいるのは「はじめて読むドラッガー」シリーズの社会編「amazon:イノベーターの条件」。 まだ40ページしか読ん…

経済学の弱点:追記

思い出したことがあったので追記。 「幸福を得るためのROI」という話で、結局一番美味しいものは新鮮なものをその場で食べることだったりするんだよね、という話になる。私の場合、田舎の祖母の家の畑でもいでそのままかじったトマトが今までで一番美味しか…

経済学の弱点

一昨日呑んだ人に、非常に面白いことを言われたので忘れないようにメモ。 「経済学の弱点は何だと思う?」 それは、あらゆる資源に、量的な限界を設けていないこと。つまり、資源は無尽蔵にあるという前提で成り立っていること。だから経済は基本的に無限に…

資本の代わりに流通するものって何だろう

クリス・アンダーソンの話の続き。ほんとに思い付きを書き留めておくだけだけど。 お金以外で、人が奪い合ってるものってなんだろうなーと考える。それはつまり権力ってものになる力を持つもの。 現時点で思いつくもの。 ・CO2排出権(C20という議会が決定権…

資本主義というシステム自体が古いものになっているのだろうか

ネット企業と資本主義の相性が悪い3つの理由 - shibataismの日記というブログが示唆に富んでいる。ネットサービスの場合、 (1)開発に大規模なコストがかからない (2)大企業じゃなくても優れたサービスが作れる (3)人材はお金で買えない ということらし…

ニコニコ動画は新しい経済圏の最先端を行っているのかもしれない

米Wired誌の3月号を読んだ。 っていっても読んだのは、Chris Anderson(クリス・アンダーソン、「ロングテール」という言葉の生みの親で、Wiredの編集長でもある)のコラム「Free!」だけだけど。本文の内容は以下のブログに簡潔にまとまっているのでそちらを…