調整局面に入っている

モバイルフィルタリングの話とか、インターネット利用規制の話とか、著作権制度の話とか、
既存社会と衝突を起こすくらい、インターネットが普及したんだなぁと思う。


「これは世の中を変える!」といっていたステージから、
実際に変えたことで、これまでの仕組みや思想との「歪み」が起きてる。


しばらくは調整局面が続くだろうなぁ、と思いながら、
次のイノベーションはどこから起こるんだろう、と辺りを見渡す日々。




水俣病の問題から環境技術が急速に発展していったように、
ここで起きている問題に焦点を当てて、再発しない技術開発をすることが、
1つ未来を作ることにつながるだろう。


ステージがネットの「開発」から「利用」に移る中で、
誰でも使いやすい、ハードウェアまで含めた形でのネットサービスの設計・開発・提供が、
農業や漁業や医療や教育や、まだまだ人が人だけでがんばっているところに、道を切り開いていくだろう。


技術が、「生み出す人のもの」から「使う人のもの」に変わっていく。




さてそのとき、メディアは、どこにいるべきなんだろうか。