4年前にまとめた「記事を書く際の注意事項」を公開してみる


ひさびさの日記。
・・・というか、ここしばらく忙しかったのと、その反動でGW中は何もネットに書きたくない気分で、ちょっと離れてました。


ネットに書き込むことは、プールで泳ぐことに似てるなと思った。
泳いでるときは楽しくて、自然に体も動くのに、ちょっと離れると忘れてしまう。そのうち、自分が泳げるのかどうかわからなくなって、水に入ること自体怖くなる。
でも、ちゃぷんっ って入っちゃえば、きっと大丈夫。




さて。

お休みということで、いろいろ片づけをしていたら、4年前の2004年1月にまとめた資料が出てきた。
「記事を書く際の注意事項」ということで、アルバイトに来ていた後輩の子に、記事の書き方をレクチャーしたときに使ったものだ。
ちょうど今の会社で2年目になったときに作ったらしい。シンプルだけど、我ながらそれなりに良くまとまっているので、初心を振り返る意味でも公開しようかなと。


ブログとか文章を書く人の参考になれば幸い。
異論反論オブジェクション歓迎。


基本だけど最も大切なこと

・誤字、脱字がない
・人名、社名、サービス・商品名、日付、数値が正確
・不確かなことは書かない(コメントは言質をとる)(数字は要注意)
・思い込みや推測を書かない(書く場合はコラムで、責任を持って書く)
・一方的な宣伝とならないようにする
・確かな情報源からの情報でない場合は、2カ所以上から裏をとる
・感情的な表現は避ける(すごい、きれいなど)

「うまい記事」とは?

・「へーっ」と思うポイントをつかんである記事(=意外性、新鮮な視点)
・ポイントを前面に押し出せていること(タイトル、冒頭に持ってくる、焦点を絞り込む)
・わかりやすい(難しい言葉を使わず、専門用語には解説を加える)
・読んだ後で、ひとつ賢くなった気がする(笑)
・キャッチーなタイトル

内容

・過去からの流れを押さえる→背景・経緯を押さえることで理解が進む、「new」が引き立つ
・「なぜ今この発表・記事が必要か」を押さえる
・他媒体との差を意識する

テクニック

小見出しを工夫する(キャッチー、小見出しだけ読めば内容がわかる)
・語尾をいろいろ変える(だ、いる、なる、した、という、と語る、ようだ、体言止め)
・パラグラフ・1文は短く(読みやすさを出す)

「記事は議事録とは違う」(BY 昔の上司)

・議事録:時系列に物事が並ぶ。重要度はつけない
・記事:重要な順に並べる。大事じゃない部分は省略可

追記(2008.05.05.24:08)

なんか☆とブックマークがいっぱいついてる。わーい♪

書き忘れたけど、ここで言う「記事」は主に「ニュース記事」のことを指してます。
この頃はまだ特集ものとか長文ものは書いていなかったから。
でもまぁ、ニュース記事は長いものを書く上での基本になるから、やっぱり基本はここかな。