ショックにもほどがある
「広告批評」が休刊って何ごとですか。
う゛ああああああああああああああああ゛っ。
もうねー、ほんとに好きな雑誌だったんですよ。定期的ではないにしろ、買い続けた期間では私の中で最も長い。
広告主や読者におもねりがちな媒体が多い中で、「クリエイター」魂にあふれた雑誌だと思う。
表紙のデザインから紙質にいたるまで、作り手の「心意気」に芯が通ってた。
私が一番いまでも覚えてるのが、写真に取った2005年の「エコ・クリエイティブ」特集。
写真だと伝わりにくいかもしれないけど、表紙に再生マークを模したデザインに100%古紙パルプ配合紙を採用して、裏表紙の広告にはキリン生茶の「ペコロジー」というエコ広告。
徹底してた。世界観を作ることに。メッセージを全身で伝えることに。
業界を分かっている人だから聞けるインタビューにあふれてた。
ここで出会った、新しい人、新しい考えがたくさんあった。
あーーーーーー。残念すぎる。毎月楽しみだったのになぁ。
この「お知らせ」を見ると、「ウェブとの連携」をした広告を扱う媒体の登場を期待してしまうのだけれど、どうなんだろう?
とりあえず休刊まであと1年。1冊1冊を、楽しみにしていよう。