世界に発信する、ということ

思ったきっかけは、シャープのブランド力が欧州では低い、というものだった。

日本では圧倒的なブランド力を誇る、液晶テレビNO.1の座にあるシャープ。
それが欧州では、全く様子が異なる(現状、シェアは7%程度)
お店にいっても、奥の方にちょこっとあるくらい。
店頭にはサムスンやLGのテレビが鎮座していて、東芝や日立、JVCが安売り気味で売られている。*1

そんな状況を、新聞や雑誌を中心とした、いわゆるマスメディアが経営課題として指摘する。



うん、何も間違ってはいない。
間違ってはいないんだ、けどなぁ。





自分たちはメディアとして、どれだけシャープの製品のすばらしさを欧州市場に伝えてきたのだろう?
“亀山工場=最先端の地球に優しい製品”というシャープのブランディングを、環境保護に熱心な欧州市場で浸透できていないのは、シャープのせいだけなんだろうか?



自分たちのエリアは日本だから。届けるのは日本だから。そういうのは多分正しい。
だけど、家電は自動車と並んで海外からのお金を日本に持ってきてくれている産業なんだよ。人口が減って、内需が縮んで、金余りのインフレ下で経済成長率がさほど伸びない状況で、「自分たちは国内市場だけしか見ないから」なんて言っていられるとは到底思えない。




じゃぁ、どうする?>自分





思うだけじゃ、世界は変えられない。
だけど思わなければ、何も動かない。

きっと私はまた、この平和な日常に甘えてしまうから、
未来の自分をしかりつけるために、いまこうして書いておく。*2

*1:1年以上前に自分が英国で見た状況なので、いまは違うかも

*2:お昼休みに書いてます>時間