昔を振り返る:入社した頃の話

自分の書いた昔の記事を読みながら、記念すべきものだけはてブしてたら楽しくなってきた。
というか、いろいろ思い出してきた。

ので少し思い出話。



入社したのが2003年1月、今の会社が、今の会社として業務を始めたときでした(日本の小さいベンチャーを米国の親会社が買収する形で始まったので、2003年1月に社名&体制変更したのですね)。


それまでとある出版社でアルバイトをしていたのですが、
新しいメディアができるよ、ということで採用していただいたのでした。


入社した頃は、仕事の中心は翻訳記事のチェックで、ときどき自分でも翻訳したり、日本の重要な出来事は自分で書いたり。ごく稀に、ほかの方に書いていただいた記事を編集することもありました。



それまでも出版社にいたとはいえ、記事を書くのなんてほとんどしたことがなかったから、先輩と上司に教えてもらいながらひぃひぃ言ってたなぁ。


そもそも出来たばかりの会社&編集部だったから、とにかくいろんな会社に連絡して、プレスリリースを送っていただくようお願いしまくったり。


翻訳のチェックしながら米国本社の記事を読みまくって、「記事というのはこうやって書くものなのかー」と勉強したり。


わけもわからないまま記者会見に行って、ほかの記者さんが質問するのを聞いて「こうやって質問するもんなのかー」と感心したり。


会見が終わった後に登壇者や広報さんのところに行って、「すみません、今回一番新しいことって何なんですか」(←赤っ恥)とか聞いたり。



本当にみなさんにはお世話になりました。
手探りで、その分すごく必死で、
いまの自分の何倍もがんばってたような気がする。


あのときの自分は、こんなふうになれるなんて想像もしてなかった。
あのときの真剣だった自分に、いまの自分を恥じずに見せられるかな。
「お前には負けないぞっ」って、面と向かって言えるかなぁ。